2008-vol.14「東伊豆 八幡野 カンノンガ根」

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釣行データ

カンノンガ根

  • 日時、天候
    12月10日(水) 08:30〜16:30 晴れ 東北東の風
  • 中潮 満潮(03:49 14:35)、干潮(09:00 21:41)
  • 場所
    東伊豆 八幡野 カンノンガ根
  • エサ
    配合エサ1袋半、オキアミ5kg、付けエサ : オキアミ生
  • 釣果
    口太メジナ30〜32センチ×3、(28センチ以下×15以上)、イスズミ、ハコフグ、スズメダイ

釣行記

今回は、3時間ほどの睡眠が取れたので、すこぶる調子が良く、気のせいか背負子も軽く感じる。(笑) しかし、カドカケへ行く予定が海が荒れていたお陰で狂った。仕方なく、ウネリに強いカンノンガ根へと向かう。いがいが駐車場は、すでに車でいっぱいだったが、カンノンガ根の先客は右先端の1名のみ。迷わず左先端(EとFの間)に釣り座を取った。空は、どんより曇り、海は波っ気があってかなりコンディションは良さそう。しかし、場荒れしているカンノンなので全層全遊動仕掛けを使ってスレたメジナを食わせ・・・・られればいいんだけど、食ってくるのは手の平サイズの口太ばかり。1時間後くらいには、エサだけ取られるようになった。まぁた今日も釣れないのか!

エサ取りの正体は、オセンことスズメダイ。かなりタチの悪いエサ取りだ!本来ならばメジナほど泳力が無いので、さほど沖には出て行かないはずなのだが、サラシにコマセを打っていたおかげでエサ取り達の活性が高まり、沖まで出て行ってしまったようだ。コマセは、潮流やエサ取りの場所を考慮して打たないといけないのは分かっているのだが、サラシを見るとどうしてもそこに打ちたくなってしまう。そして仕掛けは、サラシの際。場荒れしている磯ではセオリー通りのコマセワークでは上手くいかないことも分かってはいるのだが・・・。

午後に入ってだいぶ潮が上げてくると同時にウネリが収まり、潮の色も澄んできた。嫌な予感…。しかし、水温が上昇したのか尾長の群れが周ってきた。あまり嬉しくはないが釣れない時は気分を紛らわせてくれるいいヤツ。タナ取りや仕掛け投入位置など少々アバウトでも食ってくる。足裏サイズを飽きるくらい釣ったところで尾長の群れに別れを告げる。

釣果

群れが去ってからアタリも出なくなったが15時頃、口太の活性が上がることを見込んでタックルにウキ止め、シモリ玉、潮受けゴム(2個付け)、ガン玉G6(段打ち)を追加し、ハリを5号から6号にあげた。これで素直に食ってくれればいいのだがそうもいかない。夕方になると大抵エサ取りが大人しくなって釣りやすくなるもの。しかし、コマセが絶えず入っている地磯にそんな時間は訪れない。色々なことを試して全てダメなら常識と真逆のことをやってみるしかない。あえてエサ取りの蔓延る磯際に照準を絞った。上層はスズメダイの真っ黒い層。しかし、その下のエグレに良型がいると信じて・・・。仕掛けをほんの少しのコマセと共に足下スレスレに投入。付けエサは、コマセのオキアミより目立たないように頭と尻尾を取った。ミチイトは弛ませず、仕掛けの沈下速度に合わせて送り込む。コマセの追い打ちはしないで5分程じっくり待つと‥‥キタ!アワセを入れると同時にハリ掛かりした魚を強引にエグレから引き剥がす。浮いてきた魚は、30センチ強の口太だったが狙い通りに釣った魚は嬉しいもの。というよりも磯際のエグレに居付いているスレた口太に作戦勝ちしたことが嬉しい。

その後も同じ作業を繰り返して同サイズの口太を2匹釣り上げた。これが分相応の釣果か。35センチ超えてくれれば満足なんだけど、3センチが詰められない。(笑)

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